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月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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夏至が近づきつつ 上弦の月

噴火,地震が日常的になってきました。
不安と緊張感を心身のどこかに感じながら、希望的観測を抱きながら日々。
16日の双子座の新月から、明日20日19時50分は上弦の月、半月です。
太陽29°双子、月29°乙女
迷いや悩みが、白黒はっきりする、メリットとデメリットが半々、光に影がかかる、影に光がさす。
葛藤の折り合いをつけるよりも、半分を振り切っていく、一か八かやってみる。

太陽と月の90°が上弦の月です。
理性、意識が「太陽」、感情、無意識が「月」

激しく動く感情は直感的なメッセージの場合が多いにあります。

太陽は夫、月は妻といった象徴もありますが、いざというときに妻に助けられたなんて話ありますよね。
もちろん、一人ひとり個人の中に太陽と月はユニットとしてあります。
理性と感情の葛藤、月の感情や無意識が、太陽の理性や意識を引っ張っていきます。
月の感情や直観を優先するのは、過去の思いを実現、消化、浄化、願望成就、集合無意識やエーテル、アストラル、絡まりまくった人間関係、個人的なことから、今や覚えていない古い人類の夢や思いに突き動かされるようなものです。

上弦の月は太陽と月が喧嘩して互いが一歩も引かない状態です。
双子と乙女の喧嘩はどのようなものでしょうか。
両方とも、支配星は水星です。
水星はメッセンジャー、情報、コミュニケーション
双子は情報を得て比較していきます。
乙女は情報を得て実践していきます。

例えば、本棚に本を並べる時にあいうえお順に並べるか、シリーズ別に並べるか、よく手に取る順に並べるかなど、悩む時は悩む、もめるときはもめる。
旅行先の旅館を調べるとき、どのような基準で決めるでしょうね。決めないと決めるとかもありかな。

柔軟宮(双子、乙女、射手、魚)の柔軟に対応する活動が29°で終わりだよ。
人生に影響を与えることや、些細なことでも、「決断をする」ことが先へと進めることになるよと。

21時過ぎには、月が乙女29°から月天秤0°になります。乙女29°で迷いに迷いまくってもですね、天秤0°に入ると、誰かの一言で急に吹っ切れる、決まるということがあります。

21日、19時 夏至 太陽蟹座0° 
最も昼間が長い日です。
占星術では天地の軸の節目になります。
占星術の太陽はカレンダーのようなものです。
地球と同期をとるのがいいんじゃないかな。
家族や仲間と一緒にいるのが安心する人もいるし、一人で瞑想するのも良しですね。
金星8°獅子、火星9°水瓶、月天秤。
風と火の小三角形の時ですから、エンターテイメント性が高いとき。出会いも楽しい、恋愛は深まりやすいとき。同郷の人との出会いは親密になるかも。
そんな時期でもありますよ。

個人的に思ったのは、新しい建物が立っても、オリンピック讃歌があっても、街の衰退が進んでいるように見える。デフレは良くないなと。
見えるっいうのは投影だから、衰退しているのは私。私が衰退しているとしたら、身体は元気に立て直し、私の中の固定概念が衰退しているのだと思う。がんばって戦う必要ないなとか、もっと自然体が分ってきたとか。力が抜けてきたようです。
それはさ、わたし的に運命という人生をやっと受け入れられるようになってきたのかなーって思ったのです。

しかし、何がしかしかは分らないですが、火を絶やさない、火を持ち続ける、原始の初動が生まれる、思いだす時期ですかね。