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月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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夏至6月21日

夏至6月21日

一年で最も昼が長いのが夏至です。ここからじょじょに秋分に向かい昼が短くなっていきます。
秋分は昼と夜の長さが一緒の時です。
また、西洋占星術では、夏至は蟹座の0°の時です。蟹座はルーツや家族を象徴をしています。
エジプトの起源をもつ、再生と変化を司るスカラベ神「ケフリ」を示す象徴文字が蟹座のシンボルになってます。
スカラベは毎年ナイル川の氾濫が鎮まった後に現れる糞転がしの一種で豊かな収穫を約束する徴と言われています。
蟹座の支配星は月です。
甲殻類は満月の夜に産卵します。
蟹座は増えていくことを喜びとします。
子宝を望む人、家庭を望む人には、蟹座は応援をしてくれます。

ゼロ°は、分岐であり、タロットカードの愚者のように、思いっきり飛び込めるかどうかにかかります。ある程度の理性は必要ですが、感情や感覚、直観に従うと、月の遠い過去、前世かも、そんな記憶を体現するような場所へたどり着くかもしれません。

今回の夏至は、妊娠、家族の他に、兄弟姉妹との和解、学びの習得、健康回復、など、神社のおみくじに書いてあるようなことですが、そんな平和な喜びと幸せが蟹座のお話です。
しかし、ゼロ°なので、大けんかをしたり、積もり積もった不満が噴き出すかもしれませんが、それでOKです、氾濫が鎮まった後の喜びですから。
いきなり引っ越しを考えたり、方向変換する場合もあるでしょう。
自分の居場所を探す旅をはじめる決意をする人もいるかもしれません。
無意識の目に見えないレベルでは漂流をしていることもあります。
蟹座の夢は、集合無意識的な夢、夢を共有していくことで同じ夢を見る。
そんなことがあるかもしれません。

次の分岐は、9月22日の秋分、22とぞろ目であり、太陽木星天秤座での秋分は世の中的にも大きな転換期になるかと思います。