タロット・西洋占星術・夢 蓮見天翔占い

月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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タロット「愚者」と「吊られた男」

カードリーディングの時に、この二枚の組み合わせが出る時はあまり見かけないですね。
二枚のカードの組み合わせはタロットカードは78枚なので×78枚だと6084通りです。
気になるカードを引く場合もスプレッドを展開したカードを見ると、質問者の状況や気持ちがよくあらわれます。今後の展開のとこをどう読むかにより占いになるかセラピーやカウンセリングになるかの分かれ道です。質問者が望んでいる事とタロットを扱う側の意識によりカードの読みは変わってきます。
心理セラピーとしてタロットやオラクルカードは使いやすい。ここも大事です。
占いっになると、ちょっと緊張感が必要になります。エネルギーが心理セラピーとは違います。
ちなみに、占いは、「女教皇」といわれてます。
最近は癒しの時代なので、心理セラピーと占いが混じっています。
「悪魔」これが占いだとすると「天使」がセラピー、混在している状態かな。
プロセス指向心理学でいうと、メタスキル(相談者に対しての心構えのスキル、慈愛や好奇心など色々な持って生まれた感性で相談者に接することをメタスキルと提言)ということになります。
相談者に対して、悪魔と天使の感性でいくって、けっこう大変だよね〜

人によって感性は違うので、占う側も占われる側も自分の個性を全開にしていけばとてもいいセッションになりますよ。

「愚者」と「吊られた男」の二枚読み

愚者はゼロ、自由に動きまわってます。崖の上にいても怖くはないようです。
吊られた男は、12番、木に逆さに吊られて身動きがとれない状況になっています。
動きとしては両極端です。
愚者も吊られた男も笑みを浮かべています。

穏便でわくわくなうまくいく現実的な結果や、物質的な結果を求めていたら、結果はだめです。
占う側も、遠慮がちに、結果を伝えずにアドバイスに持っていくんじゃないかな。
カードは質問者の潜在的なニーズを伝えていることを忘れずに。
そのニーズに本人が気づいていない場合も多いので、だめでしょうと言うとショックであがく。占う側も傷つけたくないから、あいまいになる。
陥りがちなとこです。

現状を維持しようとすればするほど、ストレスはたまる。
現状を打破しようとすると、不安はつきまとう。
潜在的なニーズとしては、喜びや至福感を感じたいという純粋そのものの欲求です。
大人になると言い訳や理由が必要なので、世間様にそんなこと言えない。
ワクワクが、精一杯の許される言葉ですからね。
そのワクワクも、願いが叶うとか引き寄せですから、心底の個人の喜びとは違います。
本当の喜びや至福感は、この二枚のカードに表されてます。

落ち込むのを避けがちな現代社会ですが、落ち込むっていうのはとても素晴らしいことですよ。