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月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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下弦の月 

冬の青空が広がってますね。
火星が蠍を投影しています。
火星は戦い、行動、挑戦、性的、などなど、エネルギーをグッと使ってるなと感じる時は火星を使ってるなと思うといいですね。
昨日までは火星が天秤。
天秤の支配星は金星、関係性を重んじて物事が展開する、相手とのやり取りでものごとを進めていきます。
火星天秤は良くも悪くも挑発的な態度で相手を挑発します。やり取りが好きなんですね。
好敵手という言い方もできるし、恋愛だと言葉の駆け引きですかね。
火星が蠍にあると、とことん追求する、裏でやる、それこそ心中、巻込む、合併する、吸収する、賄賂を渡す、トラップ、徹底したしつこさが増します。そういう戦い方が好みなんですね。
私的にはCIAや公安のイメージがありますね。火星というより土星蠍かな。
呪い殺すってのもそうかな。横溝正史の金田一耕助シリーズとか。
みなさんはどんなイメージがありますか。
火星蠍はもっとも深い心理を探求し続けます。答えが出たとき、実行に移すまでに時間がかかり、影響もかかり続けます。
自覚無自覚、好むと好まざると、深い動機の部分に関わるものです。深い動機の繋がりの関係や影響。

霊的な発言は(感情や雰囲気から感じた発言)、現代社会で物事を決める時やミーティングではばかばかしいと一蹴されます。人間は誰しもサイキックなのに、そういうのを怪しいと言う。でも認めてもらいたい、しかし、世間では違うと隠す。おかしいよね。
本心を見せるとやばいと思わせる怖さがあるのが、この現実世界、現世ってところ、娑婆っていうところなんでしょうね。
本心をなぜ言えないのか、なぜ、本心を言えない社会なのか、これは問いですね。

現在、木星も蠍座にあります。
木星は幸運、拡大、保護、解放、チャンスといった意味があります。
蠍の分野が、表に出て光が当たることが往々としてあります。
最近、セクハラのことがニュースに出てきています。
被害者が保護、救われるといいですよね。
明るいのが好みの方には、暗さやドロドロしたこと、人間の闇の部分がニュースで出てくると目を伏せたくなりますよね。
内部分裂、権力闘争、妬み、嫉みは激しくなるでしょうね。
本心が出やすくなるのかもしれませんね。

支配欲求は人間である限り大なり小なりなくならないと思っているんだけど、そんなのは古いのかもしれないなと思ってきました。
現代の食生活、薬、ライフスタイルにより、LGBTQが増えいているという研究もあります。魚が雌化しているとか。全てを鵜呑みにしているわけではないですが、あながち雄が雌になり両性になるのは人間にあってもおかしくない、そう考えると辻褄のあう話や事も色々な場面であります。
科学も発展してますし。
セクシャリティは蠍座の象徴、セックスや性のことが解放される、保護される、両性の容認(インドではヒジュラという存在だが、日本では幼き時に手術をされる(本人の意思とは別の場合がほとんど)「リング」のさだこも両性でしたね。
肉体的な部分もあるが、トランスジェンダーや、精神と肉体が離れている場合もあるだろうし、本来の人間の個性も複雑であっていいわけですよね。
魚が変容するわけですから、人間も変容することは自然の移り変わりなのかも。
支配は冥王星の象徴ですが、意識できないところで生存本能を守る機能が働いているところありますよね。意識すると、あっ、こんなところで。と分ります。
ジェンダーの問題、女性差別は先進国でもあり、セクハラ、パワハラの権力、支配の構図が当たり前になってることを進めると、男性側からも文句が出てきますよね、子供が生めるなんてずるい、セックスしたくない。そりゃそうだ、実は社会的には女性蔑視がまかり通ってるけど、裏では見えないところでは、女の方がパワハラ、セクハラなんだよ。と言う声を上げたくても男性の目があるから発言できないとか。

男と女の争いはつきぬわけで、そんなの嫌やと深く沈殿して海底の底に居続けて、海面に浮上しながら雄色と雌色が混じり合いながら身体の色合いも変容しながら海面から出てくるニュータイプはありですね。

権力闘争と金儲けに夢中になっているうちに、草の根では新たなスタイルに変わっていっているのよ。そういうものなのよね、文化って。その文化を金儲けにするのが組織なんだよね。世の中に広めるという大義名分で。そういうのはずっと変わってない。

まずは、自分自身の心と身体を一体化するのがいいなと思いました。

本日の下弦の月は乙女座です。
下弦の月は思考的な月でもあります。
土のサインは現実的、「これは良くない、こうしたらこうなる」といった分析や整理整頓に使うのに適した時です。