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月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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今日は新月魚座 

あっという間にひと月が過ぎました。
先月2月19日は水瓶29度と次の日から魚座に入る、29度のサイン最後の度数でした。
今日20日の新月も魚座の29度と明日からおひつじが始まる(春分でもあります)魚座最後の度数です。

29度(数えの30度)はサイン特有のエッセンスが詰まったような雰囲気です。

魚座は、犠牲と信仰、スピリチュアルや宗教、映像や音楽、幻想、支配星は海王星です。
象徴的な場所は海、身体の部位は足、魚はキリストのシンボル
個人的な欲望を放棄、断念をする、受容する
I redeem. 私はあがなう。

水のサインの29度は「涙の度数」
新たな直感に導かれながらも、あきらめられない悲しみに浸る度数です。
魚座29度で、次のサインのおひつじを意識しながらも、思い出を集合無意識の宇宙や海に還えっていくことに躊躇していきます。何を断念するのかです。
断念や受容、手放す、水に流す、海に還る、薄める、消える、泡となる
魚座はとても神秘的であり、宗教的なサインです。
人間は自然や宇宙の一粒であり、切っても離れないものと分かっていても、いつか忘すれてしまうのではないかという怖さ。
涙を忘れたくない。
海王星の究極は祈りの次元です。
願掛けじゃないよ。

そう言えば、2011.3.11の時は、天王星が魚座の29度で12日にはおひつじに。
海王星も水瓶29度でした。
この時のことは忘れがたき出来事、国の安全から東京オリンピックへのポスターが都内やあちらこちらで目につくようになり違和感が拭えないですね。
自然と一体化して生きている日本と経済グローバルに合わせていこうと無理してるね日本という印象がします。

昨日、学生時代の友人と銀座で待ち合わせして彼女の行きつけの築地の「たねいち」という飲み屋さんに行きました。
刺身もうまいし、ビールもうまし。
昼まの飲みはいい、最高の時間でした。
昨日は新月前、刺身、酒、東京湾、どれも魚座の象徴ですね。
店の人も明るいし気前がいいし楽しい、新月前の儀式的な感じだったのかも。

今回の新月魚座
東京湾の埋め立ては、魚座の上におひつじを乗せてるようなもの
地面の下に海があると想像すると足下は揺れる
足下の海は地番や県境や国の境界線が消えていく
古いアスファルトをひっぺがし、強いライオンが咆哮しながらマーキングしていく
花の香りが白昼夢へ ときめきの調べ
待ちびとは、時計を持たず地図も持たない