タロット・西洋占星術・夢 蓮見天翔占い

月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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冬至

風が冷たくなってきましたね。風が吹いています。
今日は冬至でせう。
昼の時間が一番短い時、ここからじょじょに日が長くなってきます。
占星術でいうと、太陽が山羊座0°に入った時です。
月は毎月、29.5日で満ち欠けを繰り返していきます。月は無意識や感情や気分がメインになります。月は或る意味、見えないエーテルに感化されていく、それが過去、現在、未来と、人や環境と絡まって欲求や夢になっていくので、ふいに忘れたり、怨念化したりと、その時々のムードによって変わり振り回されていきます。だいたい、悩みってここが多いですよね。

太陽の365日は旧暦の世界では二十四節季で15日づつに季節の振り分けていきます。その時々の季節により一年の作業暦のようなものですね。
占星術では太陽は目的や理性、意識を意味します。
気分的な話しではなく、未来に向けての計画や抱負ですね。
生きることや使命みたいなところに焦点をおきます。
来年の私はどうなりますか?という占いでは、開運の方に目がいきますよね。神社でも良いことがおきますようにと願掛けして一年を無事に過ごすことを誓うわけです。
最近は、神社に願いをしてはいけないという事を言う人がでてきたりして色々と神社仏閣との正式な付き合い方が話題になっていますよね。
神様は叶えてくれないよ、自分で叶えなきゃとか。
面白い時代ですよね。

占星術での冬至は、山羊の0°、0°というところがポイントです。
タロットでも、ゼロは愚者ですが混沌状態です。
時空がごちゃ混ぜになるような感じですか。
トラブルがおきたり、普段と違うことがあったり、決断するようなことや、惑わされることが起きたりすることがあるかもしれません。
ゲートが開くという言い方もあります。
肉体の死であろうと、精神的な死であろうと、どちらにしても長患いしていたことがあの世にいくタイミングでもあります。
ゼロは生まれ変わりのようなものですね。
特に社会的な自分自身の立ち位置を見つめ直すことに焦点がおきます。

冬至からの動き
本日の太陽0°山羊は、ノーアスペクトです。
ノーアスペクトは放浪者です。
山羊は社会人や肩書きや爺さんです。社会での肩書きが通用しなくなる、隠居を夢想してしまうような星まわりです。
現代はどんどん変わっていき、古い良きものへの郷愁と時代に取り残されまいとする焦りがありますよね。
そんな混沌とした時代です。
この時代性は、差はあれども個人の中にも起こってきています。
時代の放浪者、誰もが放浪者であるという感覚がピックアップされていきます。
話しは横道それますが、将来ドローンで埋め尽くされた空になるのかしらと考えただけど息苦しさを覚え死にたくなりましたね。この感情は人間の本能的なものじゃないかと思います。以前、家の隣に大きな栗林があったのですが、その栗林がマンションに変わった時、とても悲しくなり私の中の何かが死にました。生きるって大変なことですよね。
進化って苦痛を伴いますね。

1月7日は、太陽16°山羊座が冥王星16°山羊と合になります。そこに。天王星16°牡羊座が90°です。
この組み合わせは、とてもハードです。
トランスサタニアンが絡むと(冥王星、天王星、この二つの惑星は進化や改革に関しています)社会的なことでは社会構造を変えていくプロセスが進んでいます。テロ問題や環境問題もそうですし、資本経済はみごとに格差を拡げ、民主主義もどうなんか、地球規模で考える時代にきているという事実が骨身に沁みるねってな時です。
世界で起きていることは、個人にも起きているという、マクロコスモス、ミクロコスモスの視点で考えると、国も地球もどうしていいか分からない、個人もこの先どうしていいか分からない。
個人的なことでも、大きな転換期ですね。
14日あたりは、木星おとめの助けがあります。方向をサポートするようなご縁や土地があらわれます。
ここでは安泰を考えるよりも変化を受け入れるという大前提があるようです。変化の差異は意識しているかによります。
あきらめが悪いと苦しむことになりますよね。
仕事でも人間関係でもプライベートなことでも同じことです。

1月21日に太陽は水瓶座に入ります。
この時も太陽はノーアスペクトです。
放浪は続きます。ただ、水瓶座は放浪者はひとつのライフスタイルのあり方と捉えるます。
水瓶座の場合は、山羊座の放浪者はホームレスになるのではないかとか社会的な失敗者になるのではなどドロップアウトの恐れはありません。フリーターもいいかなーとか旅に出るかなど自由な発想にになっていきます。
かなり破天荒な発想をしても、2月4日あたりには、土星の射手座が調和の60°を太陽水瓶座にかけてくるので、まー焦るなよと、まずは食いぶち位は確保しとこうよと、急に縁を切らなくてもいいんだよと伝えてきます。
二月11日位には、変化をすることに重きをおきながら思案します。

二月20日、太陽は魚座に入ります。アスペクトは月獅子座と150°です。
魚座は目にスピリチュアルや見えないことや夢や奉仕の次元です。(言葉での説明が難しいです)
月がアスペクトを組むと、変化をしてきた気持ちやことを日常に落とし込んでいこうと思っていきます。その時に大切なのは、神秘体験や不思議なこと、シンクロです。
月獅子座とのアスペクトは各世代のリーダー的な人たちの発言が影響力を持ちあらわれることがあります。
そんなこんなで、次の流れが見えるような感覚がおきてきます。
三月5日あたりは太陽魚座が土星と木星とのアスペクトがあります。
形にすることで見えてくることがあります。
じょじょに流すものは流して、融合するものは融合していく。
春分は3月21日です。
この春分はとても活動的な星からはじまります。

今日は一番暗い日です。
暗いときは、明るいよりも暗いのが、いいね!ってときなのよ。
寒さをしっかり感じるよ。