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天秤座は関係性

朝から雨模様です。
夏から秋に変化をする季節は、心の状態も雨のように憂鬱だったり時に晴れたり、身体とともに調子を崩している人が多いようです。
今朝、地震の揺れのような軽い不安感があり安定剤のようにカードを引いてみます。地震もありましたね。
出ました、ワンドの7
不安の要因を探して辻褄合わせて安心するのも大事だけど、精神世界の探求者としては原因追及で納得をすることは愚の骨頂なわけです。本当に面倒くさい、ワンドの7です。
不安の揺れにチューニングすると、微細な大小の粒のようなさざ波に身をまかせている自分がいます。
さざ波をおこすのは行為であり、行為なくしては地球は静止してしまうというインスピレーションを得ました。

木星天秤座に入ったわけですが、天秤座は関係性です。
自分からアクションを起こすことは、対人関係を壊すことになるのでは、相手にどう思われるのかとか、失礼か、傲慢に思われるのでは、受け身である方が楽であることや、傷つくのはいやだ、相手が怒るのでは、気まずい思いは面倒だ、など関係を壊すことへの恐れがあるので悩みが多いもんです。

天秤座はバランス感覚で、社交をするということ、相手を喜ばせるという特徴もあります。
バランスっていうのは、ギブ&テイクだよ。フィフティフィフティで、相手も自分がしているのと同じようにしてもらいたいのに、いつも自分ばかりと不平不満も出てきます。本当にそれがバランスかな。

戻って、ワンドの7は、一人でがんばるというカード。私ががんばればいいんだ。そうすればこの関係性はうまくいくとか。
マー疲れますよな。家族の中にいても、恋人がいても、仕事場や友情でも、がんばっている人の気持ちは誰も気にしてくれない。孤独感が出てきますね。そんな時に、スピリチュアルや心理学やアドラーとか、相手を変えるのではなく、自分が変わるとか、嫌われる勇気とか、自分を許すや、受け入れる、手放すとか言われると、ますます、自分修行にはまっていきます。自分に向き合うってきついでししょ。

では、自分が変わったので相手が変わったというのは、関係性の話しでしょうか。
どうなんでしょうね。
それは、自分がこうでありたいという思いが相手に届いたというのではないでしょうか。

関係性は数字でいうと6です。
タロットカードだとラバーズですね。
ラバーズは、目に見えない波動で引き寄せあう関係性です。
互いのエゴや気持ちやら色んなものが混じり合っていくわけですから、バランスをとることにエネルギーをかける。

木星天秤座の関係性が開くっていうのは、こういうことです。
みんな、楽しく平和になるっているのは、簡単そうで大変なことなんだと思います。
対岸のテロは恐ろしし、嫌い合ってる隣国同士は本当に嫌だけど、本当に仲良くバランスよくつき合っていくというのは、コミュニケーションと未知の関係性にエネルギーをすごーく費やすわけで、関係性を作るための新たな法律や道徳的ルールを作っていくようになりますね。それが平和な世界を作るっていうことですよね。
相手を認めるというのは、とてもとても大変なこと。ワンドの7の修行の中では認められるけどね。
悪口言ってる方が楽だったりするんじゃないかな。

さざ波を起こすことは行為であり、これは世界や社会に、ひいては宇宙に対しての愛情であるわけです。