２０１６・７・４　　２０：００　蟹座の新月

２１日の夏至蟹座のゼロ°では、季節の節目、占星術的にはルーツへの回帰、家族や記憶、地域や場に関することが感情やできごととして現れる時でした。

今回の新月は、太陽月が蟹座１２°です。
夏至で開いたルーツ回帰した思いが新月で、過去と現在と未来が出会うようなイメージです。
海王星１１°魚座が、１２０°の調和のアスペクトを組んでいます。
水のサイン同士は、共感や、受け入れる、許しや、癒しです。
新月はものごとのはじまりでもあります。
新天地、気持ち新たに活動をはじめたり、新たな縁が導く予感もあるでしょう。
１２０°は、切ったはったの世界ではなく、穏便でありなあなあでもありますが、情でのつながりや、ルーツでのつながりが世界を作るっていくという本能があります。
蟹座は、増やす、守る、安全、安心の基準があります。
良くも悪くも、愛国心です。
月蟹座は冥王星１６°山羊座とコンタクトをとります。
月と冥王星は悲しみと怒りに関します。
太陽蟹座と冥王星やぎ座の180°のアスペクトの象徴的な出来事は、イギリスのEU離脱でしょうか。
揺れに揺れていまだに揺れ続けています。

甲殻類は満月の夜に産卵をする習性があります。
月の引力に導かれるのは、人間も同じなのでしょう。

折しも、日本は参院選挙の真っ最中です。暑いなか、けっこう盛り上がってます。
不確定な時代であるから、地球の日本国に住んでいるということの認識が高まったきたのかもしれません。

冥王星山羊座と木星乙女座は１２０°のアスペクトを組んでいます。
木星と冥王星の組み合わせは、権力や強力な成功という意味があります。
トランスサタニアンは、社会や世の中の大きな変革に関わります。

変革という時に、明治維新からの日本を考える人もいるし、第二次世界大戦の敗戦を考える年代もいるし、福島原発からの日本を考える人もいるしで、徳川家康や、神武天皇の時代を考える人もいますね。
資本主義や民主主義からの変革もありますよね。
この時代、党や保守やリベラル、右や左などという二極の派の考えから決めるのは難しいですから、新たな考えが必要なのかもしれません。
学問と現場が行き来できるようになるには、縦割りや分割の数え方ややり方を調整する必要があるのかもしれません。

天王星は牡羊座です。牡羊座は、開拓精神や個人性を優先します。

10日の投票日までの、７日あたりに天王牡羊座と金星蟹座が９０°のアスペクトを組みます。
その金星は火星蠍座と120°のアスペクトです。
天王星の人気は高まります。

蟹座の民のパワー、今回の選挙は面白いです。