上弦の月というのは、太陽から月が90°の角度で離れていっているときです。
明日18日の上弦の月は、太陽と火星が合でおひつじ28度に月がかに28度です。

春分やこの前のおひつじの新月からの個人的な目的や無軌道な動きや勝負にいったん答えが返ってきます。
月はかに座、家族や関わる集団の中からの答えです。
90°の場合は、反対やダメ出しをされるときです。誰もが弱い「お母さん」が出てくるかもしれません。
太陽に火星の合は強気の態度に出るのですが、かに座の月は保守と安全を守ります。

個性の追求に励み、自分の内面がやりたいことしかしないと決めて行動していても、自分自身がいる環境の意志には逆らえないと感じる葛藤が生まれます。

上弦は決断や行動を迫られますので、会社をやめるか、やめないか、結婚をするかしないか、リーダーシップをとるかとらないかと悩んでいると、過去や集団の方から判断をしていきます。
かにの判断基準は、この環境に合うか合わないかというものです。

青春時代は個性が勝ちやすく、中年以降は保守が勝ちやすいが、上弦の月では過去の後悔や復刻をする月でもあるので、人生、悔いを残さずという思いに駆られるときでもあります。言いたいことは言おうよ。

人によっては早くも上弦前に決断が出ている方もいるのではないでしょうか。

水星天王星もおひつじであり90°に冥王星やぎがあります。
個人のアイデアが会社や組織に受け入れられるには時間がかかり、マーケティングリサーチにて、組織が個人の努力をあっという間に覆い食べつくすということはよくあることですが、（最近では布ナプキンは典型的ですね。）

古い組織が壊れて、新しい組織が出て確立するまでの間が現代です。
天王星と冥王星の90°はしばらく続き、力関係なしに同じ土俵に立つことができたら、時代の転換期として面白いなーと思います。
革命かい。