惑星の動きは、社会の動きでもあり、個人の動きでもあります。
自分自身の道徳や成長に関わる天体の木星や土星です。木星は褒めて伸びる、土星は厳しくして伸びるといった教育にも関わります。その木星と土星が９０°のスクエアのアスペクトを組んでいます。
９０°は葛藤や反発、自分自身のことは自分で決着をつけていくアスペクトです。
木星は乙女座にいます。仕事などスキルや習うことを身につけていくことに木星は拡げていきます。土星は射手座にいます。土星の支配星は木星なので、通常でしたら、木星の拡げて行く事をどんどん応援してくれます。しかし、今年はもっと責任をもってやった方がいいよ、何でも「はいはい」やりますと言っていいのか、できることだけをやった方がいいんじゃない。と釘を刺してきます。クヨクヨ悩んでいるうちにタイミングを逃したような気になります。
また、いい加減な人に対しても腹を立てたりします。
迷い、方向性が定かでない世の中に翻弄されるでしょう。
何を基準に決めていいかが分からなくなります。
こういう時は十分に迷ってもいいんだという星まわりです。
冥王星山羊座は天王星牡羊座と９０°です。
社会が大きく変革していっています。世の中を見てもテロなどちょっと不安なとこもあります。
大きく動いている歴史の時に或る中で、悩み迷うことは当たり前だと思います。
海王星が魚座にあります。これは救済です。
心の時代となってるわけですが、にわかに幸せって何だろうというテーマが出てきていますね。そんな中での、木星土星９０°の葛藤と反発は何なのか、木星土星は、今までの当たり前の社会に対して、仕事のあり方、資本主義経済への揺らぎに対しての社会問題へ、当事者としての葛藤。
社会が変わってから、それに合わせるのもいいでしょうが、個人が先に変わっていってもいい、出る杭が出てくるのを待っているのではないでしょうか。
乙女座と射手座は柔軟宮です。その場その場で右往左往でもいいし、具体的でなくてもいい、流されてもいい、難民は責められないですよね。
社会での立場だけの話しですから。

調停の惑星が、冥王星山羊座と天王星おひつじ座なのだから、以前のようなところへは戻れない、趣味としての昭和やバブルはあってもそうはならない、精神性の縄文はあっても生活は電波にまみれている。

土星が山羊座に入るのは2017年の12月21日あたり、冬至でもありますね。
その時に、社会的な立ち位置をどうしていたいかを考えてみる、二年先の自分自身を想像してみるのはいいと思います。
その時に、自分自身が役に立っているスキルを今から身につけると、木星乙女座が活かされるね。もっと堅実に食うということや、魂の生き残りが重要になるのではないでしょうか。

明日は、アスペクトの勉強です。
この木星土星の話しを交えながら、2016年になったばかりですが、2017年の冬至を見据えながら、どのようなサバイバルスキルを身につけるかをワークで学ぶこともします。