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月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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4つのポイントとゼロポイントは動きが出やすい

この前の土曜日に国分寺カフェスローにてバースデームーンのワークショップをしました。
二十四節季では大暑の日、下弦の月でした。
暑い日でしたが、少し前の猛暑ではなく、気持ちよい暑さ、昔の日本の夏はこんな感じだったなーと思いました。

さて、今回は新月や満月、下弦、またゼロポイント(バースデームーン)を迎える、迎えているなどという参加者が多いのが特徴でした。

新月のはじまりは、新しいことをはじめたい欲求がうまれてきます。

ある参加者は、二週目の新月に入り、「今までの仕事をやろうと思えばやれるが、やりきったので未練はないかも」と。今までのことに無理にモチベーションを上げていくよりも、フレッシュな気持ちになれるようなことや、潜在的に次にやりたいことを探していく、無意識にそのような場面に赴くでしょう。

上弦では、準備万端、見切り発車でもかまわず、動いていきます。
一週目や二週目で動くことにより経験した実感があると、二週目や三週目で、自信を持って動く、または動きたい欲求がでてくるでしょう。

満月では、結果や内面的な結論が出るときです。

ある参加者は満月とゼロポイントで結婚。
満月に向かうエネルギーで、お相手に全身から光を放った結果。おめでとうございます。

下弦はけじめや節目として次の展開へと進みます。

ある参加者は満月から海外留学へそのまま外国へ住み8年、下弦で帰国。「そのまま、外国へ住むのか帰国するのか外からの影響と内面に問うた節目の時」
下弦は新月に向けて、まだ見えぬビジョンを無意識に感じていきます。

ゼロポイントは、それぞれの満ち欠けで起こります。8つの月相、30のゼロポイント、
それぞれ、人によりモチベーションが違い、動きやすいタイミングがあります。
過去を振り返ったり、毎月の満ち欠けからタイミングを見てみるのもおすすめです。
自分のタイミングが分かると周りに振り回されないようになるでしょう。

今回のワークショップに写真大学時代の友人が参加してくれました。彼は「魚建」という役者名で活躍しています。
魚建のゼロポイントは満月の一日前の満ちゆく月、「満月を含む満ちゆく月」です。

(月と月の境目にゼロポイントがある場合、進行方向に向かう境にある時は、上記のように次の月を含む○○の月です。○○の要素も含んでいるという感じです)

満月は自分の全てをさらけ出す、ステージに立っているように、自分の行ったことに反応が返ってくる満足感です。そこに満ちゆく月は満月一日前、舞台前のわくわく感があります。

思い出すのは卒業制作の時に彼は、写真作品の一枚に自分自身の顔を丸く黄色く塗ってスマイルマークをペイントしたセルフポートレートがありました。とてもユニークな作品であったことを記憶しています。

本人曰く、作品を作ったときはそこまで意識はしてなかったものの、そこにある風景を切り取るのではなく、一方通行のシャッターを押す視点ではなく、対象にも意見はあるんではないかと疑問があったと。
当時は上手に言葉に落とすことはできなくても、写真対象に意識を持たせる作品を作っています。これは、太陽と月の180°の視点、まさに満月の発想です。
この大学時代は三日月の年齢域です。模索しながらの自己表現の時代ですね。

(現在、コメディの舞台に立つ彼はもっとユニークです。)

欲求は色んな形で出ます。

参加者のみなさま、貴重なシェアをありがとうございました。

8月に第2弾やります。詳細は後日。