ミュータブルの時代になった。
西洋占星術の基本で、活動サイン、固定サイン、柔軟サインという動き方の3グループがあります。
ハウスでもアンギュラー(活動)サクシーデント(固定)、ケーデント(柔軟)というのがあって、それぞれがバトンを渡しながら動いていくものですが。
柔軟サイン(ふたご座、おとめ座、いて座、うお座)現場の処理や情報処理や広報活動には良いが、自分の意見がないので振り回されやすいや落ち着かない、優柔不断になりやすいなど、ケーデントハウス(3ハウス、6ハウス、9ハウス、12ハウス)は、ものごとの決断が遅い、結論が出ずらい、日の目を見ないなどと言われていてイマイチでしたが。
秒単位で情報発信、受信、いいね!の時代にあっては、ついに柔軟宮が日の目を浴びる時代到来です。
決定したものが日々、更新していくのが普通になっていく、変容し続けるわけですから、
今まで、トップで目立った動きをしていた活動サイン(おひつじ、かに、てんびん、やぎ)が、急流に右往左往し、かき消され目立たない存在になりますね。
良い味出して、こだわり続けていた固定サイン(おうし、しし、さそり、みずがめ)が、スピード時代には、あっという間に天然記念物のような代物になってしまうね。
次につなげるバトンのうまさは柔軟宮にまさるものはありません。
創始、はじまりの時代はカーディナル優勢だったのが、現代は次のはじまりのための終わりを深く意識しているからこそ、ミュータブルの活躍なんですな。
科学の発展は人間精神を進歩させるかどうかは疑問ですが、ものすごい勢いで矯正変容させますな。びっくり。