上弦の月 そわそわ
半月南の空に輝いています。
占星術では、太陽11°双子座 □ 月11°乙女座
葛藤の90°のアスペクトです。(上弦と下弦は必ず90°です)
双子座と乙女座の支配星は、水星。
水星は、思考、神経の働き。コミュニケーション、仕事能力など。
太陽双子座はあれもこれも知りたい、知的好奇心が旺盛です。
テンポは早く、情報を得ることに喜びを感じます。
たくさんの出会いや、経験したいことが増えてきます。
よくしゃべるとか、ちょっとテンションは高いです。
動きの早い月が先行して(月が満ちるフェーズで)乙女座にいます。乙女座は完璧にやりたい、きちんと行いたいという質がありあmす。
双子座も乙女座も、頭がまわり過ぎるので、神経が疲れやすいのですが、休むことや中断することが下手です。
忙しい方がいい、ゆっくりできない。あちらこちらと気になることをする。めまぐるしいわけです。
そんな風な上弦の月です。
身覚えのある方もいるのではないでしょうか。
こういう時は、やるべきこや仕事が早く片付く、メールの返信もすぐに。
月乙女は几帳面なところがあるので、双子座のとっちらかった情報や本を、整理するでしょう。
心理的な面ではどうでしょう。
過去の苦手だったことが心に浮上するかもしれません。
挫折感を味わった学力やスキル、コミュニケーションなどに関することかもです。
がっくりコンプレックスに苛まれるかもしれませんが、その感情は悪くないです。
木星てんびんがサポートします。
成長の機会だよ。と捉えます。
実際的な努力をする機会。
友情が芽生える機会。
有効な情報が得られる機会。
協力が得られる機会。
上弦の今日、双子と乙女の組み合わせの象徴的なできごがありました。
電車に乗ったら席が空いていたので座りました。
隣には小学二、三年のランドセルを背負っためがねの男子。
次の次の駅で、妙老齢の奇麗なマダムが私の前へ。
「座ります?もうすぐ降りますから」と言ったら、嬉しそうに「いいの?」「どうぞ」と席を立ち、少し離れたところでつり革につかまっていました。
次の次の駅で、足の悪い杖をついたシルバーの男性が乗ってきてドアのところに立っていました。
そこへ、先ほどのマダムが、席を立って杖の男性に声をかけに行きました。
その隙に4、5人で反対側のドア付近に固まっておしゃべりしている就活女子たちの一人が、マダムが立ったので座ろうとしたのですが、杖をついた男性をサポートしながらゆっくりと席に戻ってました。それを見て、女子が慌てて席を立ちました。
男性が席に座るとマダムは少し離れてドアの前に立ちました。
すると、めがねの小学生の男の子が立ち上がり、マダムの横へ移動してマダムに声をかけていました。
その隙に先ほどの就活女子のひとりが座を狙って座ろうとしたのですが間一髪、マダムが嬉しそうに振り返り席に座りました。
次の駅で小学生は降りていきました。
ほのぼのするできごと、知らない人同士がバトンをつなぐ感じが、嬉しくなりましたね。心が暖まる時間でした。
みんなも心が喜んでるかなと思うと嬉しさ倍増。
ちなみに、その就活女子軍団は、小学生が降りた駅は他にもたくさんの人が降りていったのですが、2、3の席が空いたので座ろうとしたのですが、やはりシルバーの方に座られてしました。
新宿駅について電車を降りるときも、4、5人が固まってドアを塞いでいました。
彼女たちの心の中の動きそのものに見えたよ。
就活女子たちの動きも、ハラハラドキドキ、腹が立ちながらも、
この電車の中のドラマに一役買っているわけです。
双子座は電車や移動、学生
老人は土星
小学生は、双子座
就活は、乙女座
マダムは、月かな
私は、仕事に向かう電車の中だったので、乙女座かな。
コミュンケーションと現実的な行動、双子と乙女の組み合わせのエネルギーですね。
ドラマはどこにでもあるね!!