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「運命の輪」はアナログかデジタルか。

蒸し暑い夜、タロットカード「運命の輪」のパスワークをしました。
生命の樹では、ネザック(金星)とケセド(木星)の間のパスです。

金星木星では、社交性や楽しみの広がりなど、明るくワクワク、少し享楽的な感じもあります。その金星木星のパスの「運命の輪」の意味通り、ラッキーチャンスであろうか。
ちょい期待をして変成意識でカードにアクセスしてみました。

さて、参加者の体験洞察は、一様に個性的でありました。
「海原を旅する際の舵取りのようである」、「おのずと条件とタイミングが合えばチャンスは訪れる」「日々の生活を楽しく過ごすことで情報が入ってくる」「チャンスのドアをノックするかどうか」などなど。
運命は、チャンスは受け取るものか、つかむものかの違いも出てきています。
共通意見としては、確実性のなさでした。その状態を受け入れ、楽しむこと。結果ではない。ただし、楽しそうだけど、どうなんだろう。という疑問も。
リーディングの際に運命の輪が出た場合、答えは難しい。

金星は魅力、磁力、引き付けるもの、調和、美、。木星は拡大、発展、保護、信仰。

(カードはウエイト版です)

これは、歴史(本)や時代と関係があります。例えば、戦後の経済発展の時代そのものに、個人の価値観が合えば喜びになりますが、そうでない場合は置き去りにされたような居心地が悪く感じるでしょう。

今は、冥王星山羊座、天王星おひつじですので、今まで作り上げたあらゆる業界のシステムの綻びが出て、見直し時期にきています。バックグラウンドの不確実、先の先の捉え方、どの現場で運命の輪を廻すのかも課題です。

「バランス」というキーワードも出てきました。金星の調和がとれるには、保護してくれる木星が必要ですね。そこでは、運命の輪はスムーズに回転しそうです。

9の「隠者」までは個人の成長の過程のようなもので、それぞれのイメージは違いましたが、結論的な部分は似ていました。「運命の輪」は全然違います。運命の作りかたはハンドメイドでした。いつも、回転しているその渦中にいるのです。

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「運命の輪」は10番、新たなスタートとゼロ。運命を開く時間がやってきました。

タイムワープ、

細胞がいったん離れ、また再結合する。

暗闇から抜けるとき。

アナログかデジタルか、どちらで時を計りますか?

この↑運命の輪はカルマっぽいです。

次回は7/28(木)19時~11番「正義」のカードです。