タロット・西洋占星術・夢 蓮見天翔占い

月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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タロットの9

前回、よみうりカルチャタロット教室は、タロット小アルカナの「9」でした。
これまた、考えさせられるテーマでした。

「9」は完成や到達、統合などの意味があります。
完成された大人、なりたい自分像になっているか?というカードです。

子供の頃からの夢なのか、あこがれの理想像を体現していくことに重点をおいているときや、なりたい自分像がはっきりと見えてきたときに出やすいカードです。

ワンドの9は監督とよく言われます。
「9」は経験が伴っての到達点なので、実体験を通して、今の自分があるというわけです。
監督は選手や自分の立場や環境を見ながら采配を振るいます。
かなりの努力を要するでしょう。

剣の9は、悪夢のカードと言われます。
今までの経験や学びにより思考をめぐらせ追求していきます。
自分の感情や現状を客観的に答えを出そうとすると逆に答えの出ない悪夢へとはまります。

カップの9は、願いが叶うカードと言われます。
素直に自分らしさを躊躇なく出せるようになると、日々の生活が充実していきます。
自分らしさを追及し、体現すると、願いは叶う。確かに幸せになる。

ペンタクルスの9は、独身貴族のカードと言われます。
努力と経験により経済的にも時間的にも自由が得られます。
独立心により人生の選択ができるようになるわけです。

このように、「9」の数字は自己実現とか、夢が叶うというテーマに最も近いものです。

カードが逆位置で出た際には、現状の自分やしがらみなどで、なりたい自分を忘れている、または、もがいている、あきらめつつある状態で苦しんでいるときです。

もちろん、正位置で出た場合は、成功です。個人的な部分から全体的なつながりが見えているときです。

大アルカナの「9 隠者」は仙人のような革命家です。

追伸.今日はブログの日やなー