タロット・西洋占星術・夢 蓮見天翔占い

月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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タロット

タロットカードはマルセイユ版とウエイト版がベーシックなカードです。
マルセイユ版の方が古く、その後にウエイト版が作られていき現在は、マルセイユ版、ウエイト版をベースにした色々なアーティストの絵柄のタロットカードがあります。
マルセイユ版とウエイト版の違いは色々あるんですが、小アルカナが数札がマルセイユ版、絵札がウエイト版が特徴でもあります。
セッションや講座では、ウエイト版を使っています。
絵札で描かれていると、絵柄のイメージは読みやすいし、イメージからの連想やインスピレーションや絵に入る作業もやりやすいです。
絵柄のイメージから自分の内的な部分や出来事に結びつけやすく意味を見いだしやすい。
例えば、6の剣は船に乗っている絵柄ですが、身を潜めるように逃げていくようにも見えます。
人によっては、こっそり旅に出かける楽しいイメージを持ったり、暗くて嫌だと感じる人もいるし、船に乗っている剣に気持ちが動かされる場合もあります。

マルセイユ版の小アルカナはトランプと同じなので、ウエイト版のように感情が動かされ映画のようなストーリー性とは違います。
そこには、人間や建物、自然などが描かれていないので、四つの元素の1〜10までです。
感情の機微はないので、違う感覚や思考と直感で読み解いていきます。
6の剣だと、交差した剣がシンメトリーにあるだけです。7とか8と一見区別がつきません。
6の剣は、同等の力で戦うことや、剣は信念や意思にも関わりますし、切る削ぐ等の意味合いもあります。

不思議なことに、マルセイユ版の数札は、カップは単独で、剣は重なりあってる絵柄。
おもしろいですね。
現代っぽいのは、マルセイユかも。
剣は情報なので、インターネットの情報は交差して、カップは人間関係、現代は単独の個人化。
感情的なウエイト的のイメージは古くさい部分もありながら普遍的に変わらない思いが描かれていますね。月ってやつですね。
また、男性は組織的で、女性は家的という基本はマルセイユの方があるかもですね。
地上に落ち着く意味にならない場合も多くありますね。

タロットカードは意識状態によって読みが全く変わるので、気分に合わせてカードを変えるのはおすすめします。

今月10月の地球で、一枚、マルセイユ版から引いてみました。

カップ7 逆 

7の数字は7不思議と言われています。ラッキーセブンです。
地域としては、ミスマッチながら宗教や信条において保っていた均衡が変化しそうです。
個人としては、傷つかないように守っていた部分が伸びやかに成長していくようです。
7が出た時は一つの周期が終わり新しい周期に入るときです。
ここがチャンスと捉えると変化につながります。
カップは人間関係やグループに関わる話しでもあります。
いつもの仕事場やグループに新しい人が入ってくると場の雰囲気も変わりますよね。今まで通りにしようとすると無理がありストレスに。七はもう次の次元に入ったのだから元には戻らないわけです。
前の方が良かったと意固地になると妖怪やお局のようになったりします。
そこで、心機一転して物事や場を眺めてみると新たな居場所や方向性が見えてくるわけです。ここがチャンス到来、なってみたい自分になる隙があります。
妄想を続けるか現実にするかの分岐です。
七は精神性や独立心の数字でもあります。

シリア難民問題も、受け入れ先の国の考えとシリア難民の考えはだいぶ違いがあるのではないでしょうか。心情としては不憫でならないです。先行きが安定しないのは不安がつきまといますね。