「拡散」というのも射手座と双子座の象徴です。
双子座の場合はこれ面白いよとか有益だよ、新ネタとして、情報通として。
射手座の場合はこんなに素晴らしいものはないよ、みんなに教えなくっちゃ。

今、こうして何度もブログを書いているのは、射手座のエネルギー、教えたい欲求が働いているのだと思います。
射手座は道徳的な先生の象徴もあります。

太陽月７°射手座での新月の月は、２２時半前頃、月は射手座７°で、ドラゴンヘッド８°乙女座と９０°のアスペクトを組みました。
ドラゴンヘッドのネーミングが魅力的で気なる人が多いですね。
占星術の象徴は決まってますが、どう解くかは読み手次第です。

乙女座と魚座はサポートの象徴です。
魚座は精神的なサポートや目に見えない気持ちの部分に働きかけます。
ドラゴンヘッド乙女座は、霊的なサポートグループと言ってもいいかもしれません。
乙女座は、けがをしたら包帯をまく、お腹がすいている人がいたらおにぎりを差し出す、困っている人を見かけたら親切にする、と具体的現実的な役目を果たします。

射手と乙女の組み合わせは、宗教的な献身さがあります。
私の印象では、カトリックやプロテスタントなどのキリスト教は、養護学校の母体や、救世軍や、炊き出しなどボランティア精神のイメージがあります。
タロットカードのペンタクルスの５の絵柄は、教会の前にけがをした貧しい人が描かれています。救済のカードです。

１１月の末、北風吹いて寒い日々、心も懐も寂しい、枯れ葉が落ちれば人も恋しくなりお腹もなる。
穴のあいた手袋と、マフラーまいてボロボロのコートを着て、電気のついていない部屋に帰る。んー泣けてきますね。家があったらまだいいよね。
夕べ、渋谷でホームレスのおじさんの固くなった手と下を向いて歩く姿を見たからだね。
今や、日本の経済格差は激しく、子供、若者から老人まで、ひもじい人や孤立している人たくさんいるのが現実ですよね。
師走、年越しの季節にはぐっときます。

海王星９°魚座にも月は９０°でコンタクトします。
心の癒しです。

９０°は葛藤の度数です。
最後まで面倒を見れないから、サポートはしない。
できるならちょっとでもサポートするのがいい。
理想は助け合いであっても、実際、困っている人に手を差し伸べられるか。声がかけれるか。
どうでしょうか。

プロセスワークという臨床心理学を学んで5年経ちますが、プロセスワークでは、助ける人も助けられる人も両方同じである。ただ、それはその時のロール（役割）である。
両方の立場を深い感情でコミュニケーションをとるとそこには共通のエッセンスがある、そこを感じると世界は変わって見える。主体客体の考えにも繋がります。
その時の場面、場面で役割は変わるというもんです。
（占星術で言うとトランジットの惑星の配置に同じ時はない、不思議と惑星に動かされる時があり、木星に助けられる時もあるし、自身が木星の助ける側にまわる時もあり、それは宇宙の采配であるという考えにつながると思います。）
例えば、ホームレスの人は、私ではないけれども、私の一部であるよと。
社会的にホームレスという肩書きになっているけど、その人の心のありようは私かもしれない。
一般的に社会的弱者と言われている人は、シティシャドウ、都市の影である。
それは、社会的強者と言われている人たちが自分たちの見たくない側面、関係ないと心の隅に追いやっているものが、社会の隅に弱者という人たちを作っているという考えです。
深層民主主義という理想の考えがあり、社会的、感情的、魂的なところの全てを大事にしようといったものです。仏教や道教やアボリジニやネイティブインディアンなどの影響を受けている心理学です。

プロセスワークを取り入れたタロットや占星術のワークショップも今後展開していきますね。
面白いですよ。お楽しみに。

占星術で言うと、宇宙やホロスコープに優劣はない。惑星やアスペクトやサインでもそれはエネルギーや彩り個性であり、優劣をつけているのはその時代の人や社会、文化である。
ホームレスは、ノーアスペクトかな。放浪者。心のありようがホームレス、家に縛られない、遊牧的。他の惑星の場合もある。目に見えるところでの解釈だけでなく、目に見えない部分の解釈もありますね。
人の性格をホロスコープで表すわけではない。
どんな星の元に生まれたのか、星に導かれた運勢は、どのような生活を送っていようが、それぞれの存在意義を示しているものでもあります。

親鸞上人は、心はふらふらするものだから、心を正そうとすることはないと。
身なんだと、大事なのは、この身。

心は月で表します。月は気分屋で変わらないもの。
身は太陽です。

新月ホロスコープを見ているうちに、こんな語りをしてしまいました。