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月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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土星に打ちのめされる

夕方、おなじみの、都立武蔵野公園へ

公園内の新緑の木立の中を、ゆっくり自転車をこいでいると、フル−トの音色が、音に導かれていくと、林の中で簡易ベンチに座って、フルートの練習している方が。いいですねー、久しぶりに生のフルートの音を聴きました。

頭痛も吹き飛びました。

わたしも自転車を止めて、持参したお茶を飲んで一息ついて。

とても、清々しく、癒されますね。とてもいい音色。

あー、コンサートやライブに行きたい。

 

土星は努力をしてものごとを成す、長期の計画性を持つ

2009年から書いているこのブログでは、土星と海王星のことが多く書いてます。

個人的なテーマでもあり、しかし、もやもやの今日この頃。

苦手意識を持つのが土星。

苦手の修練と努力の成果が土星。

フルートをうまく吹きたいと思ったら練習する、繰り返しの練習は土星のたまもの。

そのうち、フルートがうまく演奏できるようになったら、誰かと一緒に演奏したり、楽団に入ったり、仕事なるかもしれないし、そのうち先生になることもあるかもしれない。そのうち、社会に貢献するとか、役に立つとか。長期の目的をしっかり持つと、土星の、社会での役割が明確になる。

これは、シンプルな土星の成功です。

しかし、土星は、厄介なもので、型にはめていきます。

できる・できないの評価規準、必要なのだけど、社会の序列を生み出します。

評価も土星が担っているので、劣等感を覚えてしまいやすい。

土星は、伝統や、かくあるべきを重んじる天体ですので、常識という言葉が好きです。

この「常識」と言われているものは、時代が生み出したものです。

問題が起きることで、新たなルールができて、そのルールが継続されると「常識」になります。

コロナの今は、マスクをつけるのが常識になっています。マスクなしで大きな声で話している人を見ると、怪訝な顔で見る人がいます。非常識よね。となるわけです。

世間の声、これは、「月」で表します。

土星と月の組み合わせで、世間体、しつけ、安全に生活するためのスキルです。

日本の場合は、優等生であるべき、人と同じでなくては、常識的か、世間の声が評価になってしまう。

ここにハマれると社会のなかで生きやすく、いわゆる土星の成功者です。

そうでないと、蚊帳の外感を感じるわけです。

蚊帳の外感がいいときもあるのだけど、人間社会で生きていくのはどこかで妥協の精神と努力が必要で、それは安心安全に生きることでもある、薄くても社会との接触は合った方がいい、土星はとても大事な膜でもあります。土星の知見を得た成功者です。

孤独を住処にしている人も土星の成功者です。

反骨精神を持ちながら、社会と関わって居る人も土星の成功者です。

そんなの関係ないよと、ゴーイングマイウエイの人も、土星の成功者です。

しかし、

下手なフルートの練習を聴きながら、ふっと思った。

西洋占星術の「土星」の伝統的な解釈にはまっていたなと。

社会のため、会社のために、国のために、組織のために、老後のため、「長期の目的」や「努力の成果」「結果」「役職」や「評価」は、古い価値規準になるではないかな。

 

土星、木星が水瓶座になり、人権の問題が表出し、人権のルールが世界でもっと制度化されていくのではないでしょうか。

政府に対しての、批判が過激になるかもしれない。

しかし、政治家も人間だ。人権の問題としてはどうなんだという切り口もあるわけで。

また、共産主義、ある本によると、水瓶の象徴と書かれてる。

または、新たな社会システムが出てくる可能性もある。

努力をすることが全てではない。

コロナに加えて、戦争があったら目も当てられない。

勝ち負けにこだわったり、結果、成果を求めると、戦いになるものね。

そろそろ、戦争をしない世界を作るには、相当の意識改革が必要ですよね。

世界の問題を、地球の人類の存続をとるのか、破滅をとるのか、人が話し合って、裁定するのは難しい。

こういう時にこそ、AI の登場ではないでしょうか。

案外、早い段階だと思います。

 

個人的には、このブログが書けてスッキリした。

今日は、月が魚座。

そういう日に、土星の、かくあるべき、こうしなくては無理がある、現実がふやける。

頭が痛くなるわけだ。

フルートの音色は、タロットの20「審判」のラッパのようでした。生き返りました。奇跡の音色とはこのことでした。

土星は現実、海王星は真実