悪魔も癒しになる。
神様や天使の場合は至福感、悪魔に出会った場合は恍惚感という別な意味での開放、癒しの存在にもなります。

妖怪で考えてみた場合、妖怪はあるエッセンスが凝縮されている存在です。みんなに好かれているのは座敷童です。また、一旦木綿や塗り壁とかぬらりひょんやカッパとか沢山の妖怪がおります。カッパはいたずら好きで相撲好き。人も時々殺すようなこともあったみたいですが、カッパ神社やカッパのミイラを後生大事に祭っているところもありますね。そのように人間と妖怪はつながりがあり共存しているのだと思います。

不思議な存在は人間の内在する、ある特定の感情や報われない思いが形になり名前がつけられています。その妖怪を大切にし、かわいがることは人間の古来からある感情を癒していくものです。

悪魔も同じだと思います。欲望がなければスカスカの風船のように風に吹かれて所在なさげに漂ってしましまう。霞を食ってる日々は味も分からん。人間の本能を蘇らせる悪魔の癒しはフルに肉体的五感が蘇り、生命力がみなぎってくる。

友人がイスラエルの郊外でｓｎａｋｅ　ｍａｓｓａｇｅ　を受けている写真です。Ｔシャツやレギンスの中や顔の上にも蛇がマッサージを２時間位してくれるらしいです。（衝撃の写真は１００枚位あり、釘付けで写真に見入ってしました）

蛇マッサージ最高、濁が抜けてすがすがしい、元気になった。蛇ちゃん、かわいいーと友人の感想です。ちなみにイスラエル伝統のマッサージではありません。

蛇は悪魔としても出現しますが、龍神は蛇の化身でもあります。アマゾンでは蛇は脱皮をすることで生と死の象徴または源として大事にされています。日本でも蛇は家を守る家の蛇は殺してはいけないと言いますね。

左のｌｏｖｅｒｓの女性の後にあるりんごの木に蛇がいます。りんごは美味いよとそそのかしているのでしょう。エデンの園はエデンの園です。

ウエイト版はloversとＤｅｖｉｌを相対的に描いています。

知恵を得るとＤｅｖｉｌ世界に堕ちるようですね。

PS.好きなのは水木しげる先生の「悪魔くん」です。アニメではなく昔の漫画の方。シュールですよ。