種まく月は寂しがりや
だんだんと月の光は強いものの欠けていく流れに入ってきました。満月で受けた何がしのインスピレーションは何がしの縁を引き付けてくるでしょう。
種まく月は誰かとつながりたい、結びつきを感じたい月です。交流したい。
人や動物、社会、または土地や環境とのつながりや、シンパシーを感じる出来事や物との出会いがあるでしょう。
どのようなものに引き付けれたでしょうか?それは、懐かしいものでしょうか?記憶の隅に残っていたものでしょうか?何がそれをひきつけたのでしょか?それはバースデームーンサイクルの何歳の時の何の月か思い出してみましょう。メモをしておくと後で何かの手がかりになるでしょう。
道すれ違う知らない人にでも「ご苦労様です、お疲れさま」と声をかけたくなるでしょう。
まして、知っている人であるなら、ねぎらい、励まし、心の場を作っていこうとするでしょう。
特にかに座の新月ではじまったこのサイクルの種まく月は家族や懐かしい人、縁を感じる出会いに安心を得て結びつきを強く感じることもあるでしょう。
社会性を強く意識していると、15日の満月(月山羊座)を経て、現状の立場に対して満足不満が強く出てくると、意識するような出来事とのつながりも出てくるでしょう。
ただし、月は不安定なものですので確実な契約などになるというものでもありません。特に種まく月はその場の雰囲気を壊したくないということもありますので、穏便に進めていくには良いでしょう。
種まく月はつながっている感覚を味わうことはとても大事なこと。
その分、心と心がいつも一致していないと、不安になるかもしれません。
相手の気持ちが分からない、どう考えているだろう、気持ちは伝わっているだろうかと。
連絡がとれない、メールの返信が来ない、話が通じないということがあると心配になり、より寂しさが募ることもあるでしょう。少しのことで気持ちが曇り、気が晴れたりします。
みじめになっていても、どこかで何かとの結びつきはあるものです。
気分を変えてお出かけしてみるのも良いかもしれません。お誘いは受けてみよう。久しぶりの友人と食事したり、コミュニティをのぞいてみたり、本屋でお気に入りを探したり。
寂しさに強がるよりも素直になってみよう。
種まく月は目に見えるつながりに癒される。
みんなが笑顔を求めてる。
つながっているという感覚の体験は、下弦の月につながっていきます。
7月23日は下弦の月。