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月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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8月3日新月で、18日は満月で。

現在、福岡におりますが、やっぱり九州は暑い。湿気も強いし日差しも強い。
アジアですわー。ぶどう、なし、すいか、ももと、果物はみずみずしくうまい。
この気候では、そりゃー甘くて濃い味になりますね。
フルーツにあまり食指を動かされなかった東京の人でも九州にて、フルーツに目覚めるということになるわけで。
しかし、うだります。

で、今日は新月なのですが、月と太陽は、何?というと、ひとえに暦、カレンダーなんです。
以前からずーっとブログに書いてますが、絶版となった拙者の「バースデームーン 月を見ると奇麗になる」にも書いています。興味のある方はご覧ください。
人間の歴史は暦を認識していくことで惑星の周期を認識し文化が始まり、目に見えない世界から目に見える物質の世界を作りだし、人間社会という、自然界とは別の秩序とルールを作り出し時代とともに変化し続けているということですよね。
西暦は、太陽周期365日に西洋文明の中にある王様のヒエラルキーを月の満ち欠けを無視して、1月から12月に当てはめて人間社会に浸透させてきているわけです。それが、グローバルスタンダードになってる。
今の文明を作りだすには、太陽のみの暦が必要だったのかもしれません。しかし、近代は進歩はしていても生きやすい時代とは言えないのではないでしょうか。仕事に忙殺され、気持ちの交流も阻まれ、言いたい事も言えず、評価もされず、何のために生きているのかーという命題が人類の問いとしてあるのではないかなと思っています。
旧暦は太陽と月の両方を合わせてのカレンダーです。
太陽の約365日の公転サイクルの一年間という単位と、月の満ち欠け約29日をひと月としてのサイクルの動き、この二つのサイクルがあり、海や山、気候、動植物や人間が地球で生きているんだよというのが旧暦です。
大きな流れと小さなサイクルがあるという観点です。
太陽は中心、月は地球の衛星です。
太陽と月のこの二つのサイクルで、地球の生命は成り立っている。
地球に住んでるのだから、その原点に立つことが大事なことではないでしょうか。

2016.8.3  05:44 新月

太陽と月は獅子10°
土星9°射手座とトライン(120°)のアスペクト

新月は、新たなはじまり。
まだ、遠い過去の記憶が呼び覚まされるのか、無意識と意識が重なった時です。
未来と過去と地球が出会う時、重なった時です。
未来と過去と現在という時間軸と、地球の場所や土地という空間軸で人間は今という時を認識します。
その重ね合わせは太陽系にどんな影響を与えるのか、地球にどんな影響を与えるのか、個人にどんな影響を与えるのか。
明確な目的やビジョンが見える場合も、ぼんやりと直観に動かされる時でも、特に何も感じない場合も。

どちらにしても、占星術の理論解釈では、太陽と月は、黄道12宮の獅子座を反射して地球に象徴的に現れます。
それはコードのような暗号通信でもあり、人間の身体や感情や感覚で受け取り反応すると考えます。
自分自身の人生のストーリーが決まっている人には、この通信を具体的に人生に活かすと良いでしょう。
人生は未知なるもの、旅であると発想する人には、この通信を自由自在にキャッチして遊ぶとよいでしょう。
人生に不安や恐れでいっぱいの人には、この通信は強く心臓がドキドキするものになるでしょう。

獅子座は、気高さや誇り、芸術的感性、創造性、遊び、笑い、喜び、恋心、として人間の心に現れます。
もし、自分に自信がない場合は、更に落ち込んだりすることもあるけど、それもあなたの一部です。そこから湧き出る感情を表現してください。身体や心や感性は、気高さと燃えるような心を求めています、それを表現することが自家太陽発電を動かすことになります。
わいわいするのもいいけど、一人、絵を描いたり、音楽を聞くのも、クリエイティブな感性を生み出します。

月の満ち欠けは、約29日
新月からはじまった月はじょじょに満ちていき、8月18日18:26に、太陽25°獅子座にオポジション(180°)月25°水瓶座で満月になります。
満月はひとつの結果です。
感情的に腑に落ちる時でもあります。

実家に迷い子猫が家に住み着いていました。
まー、元気、元気、すごい勢いで遊んでいます。
隙を見ては外に出ようとするのですが、大通りがあり危ない。
家族は、まだ早いと外に出た猫をつまんで家に戻します。
まー、おもちゃで獲物をとる遊びをしてるけど、外の蝉とか虫とかを捕まえたいよなと思います。
かわいい子には旅をさせろ。猫の成長は早い。私の手や足は甘噛みの痕が増える。
子猫の太陽は外への冒険に心躍っている様子。網戸のそばで寝言鳴きながら丸まっとる。
夏やなー。