今日は蠍座の新月だった
10月31日の牡牛座の満月から、本日11月15日、蠍座の新月であった、とても早く感じたな。
蠍座の支配星は冥王星
死と再生、支配、コントロール、権力、深い心理的動機
静かに激しい秘めた思い
復讐心
強く逃れられない絆
一体化したい究極の思い
普段、ニコニコしている人が、感情あらわに豹変するとさ、やはりあの人も人間だったのだと、幻滅と同時に親近感を覚えたり、いつもはポーカーフェースを気取ってる人が、うろたえるような身を守るポーズをしたときに、母性と好感を覚えたり、もちろん自分自身も、普段は出さないようにしている嫉妬心が、ふいに口に出てしまったときに予想外に清々しい気持になったり、嫌われることを恐れて相手に合わせてきたのに、軽蔑したようなそぶりで軽く相手をののしったときに、後悔よりも、達成感を感じた気持ちに満足したりして。
弱き生命の儚さは美しく、生命力にしがみつく醜悪さ、それでもいいんじゃないか、人間の本性だもの。かっこうわるさは、正直に生命力がわきてくるものでもあるかもよ。
己の愚かさを憐れんで、その愚かさも含めて愛おしいと思っちゃう愚かさ、蠍座の新月にそんなことを思いました。
新月には、ひと月の、個人的な「月との約束」をしてみてはいかがでしょうか。
月は、無意識、充足、気分、記憶、など、夢、イメージの共感、そのように、何となくそんな気分や雰囲気です。
記憶は、まるでタイムトリップをしたように、新鮮にありありとそのときの感情を思いだします。
今だ、その感情に苦しめられることもあるでしょう、逆に楽しかった気持ちが張り合いになる場合もあるでしょう。
時は、時間が前へ進んでいるようで、惑星や月は太陽を中心にグルグルと循環しているものです。記憶の循環をつないでいるのか。
タイムトリップした記憶の更新、書き換え、保管、変容、成仏、実現、開発、断念、置き換え、解放、注入とか、(言葉が硬いな、もっと素敵な表現を考えてください)とかね。
この蠍座の新月は、アスファルトの下には土がある、土があるから草が生える、そんな当たり前のことだけど、土と種子が結びつく、何年もすると土壌が整っていく、そんな新月です。長年の苦節のかいがあったと思うこともありそうですね。