何を読むか。
本屋へ行って、どの本を手に取るか、いきつけのコーナーはあるか。
大体の人は決まったコースを辿ると思います。
最後にレジに行くときまでを自分で分析解釈してみると面白いと思います。
暇つぶしで本屋にいく場合もあるし、文化に触れたい場合もある。
どちらにしても、知識の注入は可能性と安心を求める作業だと思います。昔の人は生きながらえるために創造性の火を燃やしていたと思います。そのかすかな名残のひとつが本屋での物色に見えます。
各々が自分の興味に没頭しているのに、どのコーナーにいるかでその人の世界観が読めるのが面白いですね。
例えば、本屋に入ってから出るまでのルートはその人の前世の流れとかって大げさに捉えると、本は確かにアカシックなんだなーなんてね。
星もタロットカードも読むことです。
どこまで読むかだなー。
最近の大型書店は沢山の本がきらびやかに並べられているのを見ると本屋に足を踏み入れるのを躊躇してしまいます。
やはり、昔からかび臭い古本屋へと引き付けられていきます。
自己分析すると、これはコテコテな中央線体質だということでしょう。
それは秋葉に行くと身体の電池が消耗するので神保町のサボールでお茶して待ってる。という風。
ところで、武蔵小金井のイトーヨーカード堂の中にある、くまざわ書店は小さいけど良いコーナーがある。店長のセンスだと思います。
しつこく推薦する本はこれです。
ソ連からロシアへと変化していく1980年代、野生動物だけが生息するシベリア針葉樹林帯で30年以上自給自足で暮らす家族のドキュメント。
信仰を守るため、約300年前にこの地に逃れてきた一族の末裔の生活と運命。
おもしろいです。
必要なものと求めるものは違う。