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月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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新月、蠍座

新月をになったのは10月31日の02:37、夜中でした。
夕べは寝つきが悪く、寝てないような感じではあるけど少しは眠ってたのか、そんな時ありますよね。
森や山の中にいて静寂が染み渡る場所の夢は次元の通路を感じましたね。蠍座っぽい夢でした。

昨日の夕方、渋谷はハロウィンで黒山の人だかりでした。コスプレが本格的なゾンビや面白いのもあるんだけど、ものすごい人なので足早に電車に乗って帰りました。
今日もいたよ。ミニーマウストリオにアラビアンナイト集団、コスプレハロウィンは金曜からずっと4日間は続いてるね。祭り好きだねー。

古代では、蠍座 天蠍宮は、三つの異なる象徴を持っていると。
一つは、「蠍」裏切り者、欺瞞と倒錯、二つ目は「蛇」知恵、三つ目は「鷲」霊的なこと、有毒な昆虫をはるかに超えているのが空飛ぶ鷲。オカルト的儀式の宮。

古代人は、太陽がゾディアックにある宮に在泊すると言われた場合、実は太陽は対極の宮にいて、その長い光を十の宮(古代は10宮だったという説あり)へと投げかけているということを意味していた。
太陽が天蠍宮にある時は、天文学的には対極の金牛宮(牡牛座)にあるということを意味している。
このことから、二つに異なった哲学が生まれた。地球中心の天動説(ジオセントリック)と太陽中心の地動説(ヘリオセントリック)。

エジプト人、アリッシア人、バビロニア人は、太陽を牡牛をゾディアックを一連の畝と呼んでいた。その畝を通して巨大な天の「牛」が太陽という鍬を引き回している。民衆は犠牲を捧げ、町中を大きな去勢牛を引き回した。それは花で飾られ周りには神官や神殿の踊り子や楽団が取り巻いていた。
「古代の密議」マンリー・p・ホール著参照

一般大衆は地球中心にものごとを見るが、秘教的な賢者は天文学的なヘリオセントリックでものごとを見るよというようなことが書いてあります。
いつの世もインテリな人は目新しい考えが好きだよね。

太陽が蠍座というのは、ジオセントリックの話しで、ヘリオでは牡牛座になります。
ヘリオでは太陽と月はいつでも同じサインです。
本来太陽がいるのが牡牛であり、光を投射して地球で受けているのが蠍座です。

最近のハロウィンは、蠍と牡牛の組み合わせに見えてきました。
とすると、ジオとヘリオが統合されてきたということにもなり、哲学が加われば信憑性が高くなる。

このあたり深めてみると面白そうです。

タロットカードの21「世界」のカードに、天使、獅子、牡牛、鷲が四隅に描かれていますが、その鷲は「蠍座」です。ちなみに天使は水瓶です。