旧暦あけましておめでとうございます。
先日の二月十日は旧暦の元旦でした。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
通常今使われているグレゴリオの暦では一月一日という日にちでお正月を定めていますが、旧暦では新月がお正月になるので毎年、通常のカレンダーでの日にちが違います。
西洋占星術での一月一日は毎年やぎ座ではじまります。
やぎ座は社会システムを第一にして、その枠組みや土台の下にはじまるお正月です。
天皇陛下も国も会社も神社仏閣教会も政治も長がいて組織化されているものはやぎ座になります。
保護されて抗えないその中で、個人として一年をどう生きていくかを考え祈ることでしょう。
旧暦のお正月はやぎ座の次のみずがめ座で毎年はじまります。
みずがめ座は現社会システムに対して反体制、現代は科学の風を吹かせ現状に変化をもたらせます。現代はインターネットなどの普及により今までの経済や商業、思想や批判、言論の自由から交友関係や犯罪まで変化しています。
みずがめ座の「世の批判を買うできごと」が「新しいモラル」として出来上がると、そのモラルはやぎ座のものになります。やぎとみずがめは、いたちごっとの関係に似ています。
旧暦の正月からの一年は、過去の遺産はグレゴリオにまかせてもう一つの自分を生きることを考えてみるのもおもしろいでしょう。
また、今年の星の動きは土星はさそり座、冥王星はやぎ座にありミューチャルレセプションにあります。とても遅く忍耐強く根底から変化していきます。
もう一つは幸運の木星がふたごからかに座へ、とても早い動きです。
表面は早い展開でことが動き安心の場を求めます。が裏では重くゆっくりとした動きで変容が続いています。
歴史的な時間の戦いではなく、グレゴリオは遅く(ある意味早く)、旧暦は早い展開(逆に遅く)と、二つの時間を使い分けることが重要ではないかと感じます。
ある意味、やっと人間の使命が見える時代がきたのかもしれませんね。