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月は記憶の保管庫
ひとりの人間の充足は
遠い過去から脈々とつながっている記憶の
出会いであり 解放である

ブログ月の記憶を呼び起こせ

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次は下弦の月ですね。

新しいプリンターを購入しました。
考えてみると、新月天秤のときはHPにアクセスできず、この前の牡羊座の満月は、プリンターが壊れました。
これがアナログの時代のことだったら、電話が不通、手紙が届かない、新月。手紙を失くした。もう、落ち込みます。この世の終わりのように感じるでしょう。
昔だったら、運命をもっと身近に感じていたと思う。
運命の分かれ道はたくさんあった。
別れと出会い、一期一会。

新月満月は、月の引力が高まり大潮になり甲殻類は産卵の時期です。
人間も産気ついたり、あの世へ引かれるとき。

昨日の占星術勉強会は、赤ちゃんも参加してたのも満月らしいかもしれません。

参加者の方が「昔の曲の歌詞は、今と違って、言葉が違う」というようなことを言ってました。
もっと情緒や風景を感じられるような曲が多かったのは、心と言葉と自然が融合してたのだと思います。
自然のサイクルと人間の心のサイクル、月の満ち欠けのサイクル、それを言葉にのせてく。

今は、別れというのは人が亡くなる時だけですよね。
つながっているのは嬉しいけれど、夜のしじまは、見えなくなってる。
リセットとやり直しができるのはいいけれど、夢であえたら、ほのかな気持ちは忘れてる。

人とのつながりも素敵なことだけど、自分の心の底や魂とのつながりも素敵なことです。

そう、思うと最近、ずっと元気だったと思う。不健康だわ。だから疲れるんだわ。
静けさや憂鬱や暗さに触れないと。

10月23日は下弦の月、半月です。
太陽は天秤座29°、月は蟹座の29°です。

織り姫と彦星が年に一回七夕の日に会うという7月7日は旧暦なので、現在の6月なんですね、7日は上弦の月のことです。半月です。
切ない話しです。
今だったら、lineやスカイプでどこにいても毎日話したりできるのに。

下弦の月、半月は、太陽と月が90°の角度にあるということです。
90°は、葛藤し決断し成長するというアスペクトです。
天秤は関係性、蟹は家族やコミュニティです。
しかも、29°はもう先に進まなくてはいけない、今を存分生きるということでしょうか。
昔だったら、結婚式前夜に花嫁が実家で家族と涙の別れをする時や(古い)、故郷を離れて東京に仕事をもとめて上京する時でしょうか、一旗揚げるまで故郷へは帰らないという決意(これも古い)今だったら、考えられないですね。

90°は、自分の心に忠実になると、複雑な心のきびを感じとり、どの心に従うかを苦しみながら決めるアスペクトです。これを葛藤というですが。

ここに文学やアートが生まれるわけですよ。