満月前ですが、夕方にもくっきと丸く白い月が
2022 1/18 蟹座の満月
乾燥した空気の冬の月は美しいですね。
蟹座の満月のときは、太陽は山羊座
太陽27°やぎにパワフルの冥王星26°やぎが会合しています。
権力の象徴の太陽です。
普段、権力というものと遠い暮らしをしていると、権力の濫用とか権力行使なんて言葉が出て来て、えらい政治家さんたちが、経済のえらいと人が偉そうなことを言ってくるのではと身構えてしまう、聞く前から腹立たしくなるのは庶民感覚という癖。
庶民というのは、まさに月蟹座、普通の生活、大衆の無意識というものです。
大衆の無意識こそ、かなりパワフルではないでしょうか。月は気持が重要ですから、好きとか嫌いとかそういった感情がメインになりますし、そのときどきで気分が変わり、ましてや、どんどんと同じ思いの人が増えていけばいくほど安心なのが月蟹です。
月蟹は子だくさんというのは、家庭を守る、国を守るという防衛の象徴。
多産、満月のときに甲殻類が産卵する。
山羊と蟹は社会の図式です。
今日も含め、権力者の発言に、どうやって対抗してくのか、いやいや立場を逆転するのはどうしたらいいのか とかね。そういったことを考えたり話したりするのに良い星まわりでないでしょうか。
タロットでいったら、権力は皇帝、法王、キング
逆らえない、忠実である、疑問すら持たない、秩序の大本は何であるか。
個人的な人それぞれでもあるわけです。「やっぱり仕事というのはこういうものである」「嘘をついてはいけない」「忍耐こそが美徳である」「純粋さが素晴らしい」「睡眠時間は7時間が絶対だ」とかね、沢山の信念というのかな、正しいと思っていたこと、キング自身も疑いもせず、従って来たことに対して、いや楯突けなかったが、ここにきて、ちょっと待ったーと半旗を翻す。わたしはわたしの考えがある、というときに、キングが逆位置で出たりしてね。
信念が崩れるとか、計画の変更とか、自信の喪失、そういうプロセスをへて、新しいキングに生まれかわると、人生がおもしろくなるんじゃないかな。
人に迷惑かけずに何でも自分でという世界になるのが楽しいとは思えないが、時代はそういう方向に進んでいるような感じもありますね。
堂々と腹を立てることができるというのも、愚痴が言えるというのも、ピラミッド社会の人情でもありますからね。
進歩したいがしたくない、それが人間なのかもですね。
そんなことを思った満月前でした。