悪魔　欲望をそそのかす　とろけるようなチョコレートの誘惑に負ける　
理性をぶっ飛ばして、身を委ね、とろけまくって至福のぬかるみにはまる

悪魔　相手を意のままにする　やさしさをふりまき、弱みを見せる　何も頼んでないけど相手が何でもやってくれるの。最近ではリーダーシップスキルにもなってるらしく、古典的な小悪魔スキルのビジネスバージョンでしょうかね。違うよ、志が違うよと言われそうですが、深い関係性を結ぶスキルには違いない。

悪魔　つながってるだけで安心、やっぱり大きなブランドは安心　資格は安心、保障は安心、日本の安心？　安心を提供します、大きな力に委ねられて、互いに貢献しあってるという悪魔のささやきに思考も失う。それでいいのだ。　Appleにつながれてるなー

悪魔に強い力をもらるが、その反対に悪魔にも力を与えている
互いに恩恵を与え合えていたらね、交渉成立ということで深い関係性ですね。

悪魔は人間の弱さを包含してくれる存在、誰もひとりにさせないよ。つながっていこうね。
どんどん、社会システムそのものが悪魔化していってる昨今ですね。
全然、悪魔、悪くないね。全体主義にもつながりますね。

タロット本の悪魔のカードの意味を読むと、「タロットの秘密」鏡リュウジ氏　とてもいい本です。　
悪魔　抑圧されたエゴイスティクな影、コンプレックス、抑制できない邪悪な気持、憎悪、敵、嫉妬　と書かれています。タロットの心理学的な基本の悪魔ですね。

昔から悪い事をすると地獄におちるとか恐怖をあおられて育った環境では、悪魔＝やっちゃダメになっていますので、思考フリーズかコンプレックスを助長するよね。

新タロット図解　アーサーEウエイトの本ではどうでしょう。
彼は（悪魔）は左手を上げているが、５司祭長（法王）の持っていた祝福のサインの反対を意味を持つ。
堕落した男女（アダムとイブ）物質的な生命の鎖と死の運命。破壊、暴力、激烈、異常な努力、力、運命、前から定められていて動かせないもの（悪いものとは限らない）
悪魔の支配がずっと続くわけではないとの暗示

人生観や信念やスピリチュアル観によっても、悪魔の扱いが変わるということが分かりますね。社会システムの転換をも暗示しますね。悪魔が自分を来るしみ続けることもない。

堕落する。
行き過ぎる欲望、生活が破綻するほどの嫉妬、破壊するほどの憎悪のゾーンは確かに恐ろしい。抑制をきかせる必要はあるよね。

悪魔を毛嫌いしても、カードの展開で悪魔は出るときは出るのだ。
悪魔は魅力的な存在なのだ。

つづく

タロットカードをスキルの視点で考えてみる